ドロドロ血液の人必見!ナットウキナーゼの血液さらさら効果 小林製薬のナットウキナーゼ情報サイト

私たち小林製薬はみなさまのくらしに快を提供する健康情報を発信していきます

小林製薬では人々の暮らしに
未来のあったらいいな
を実現する素材情報の
収集、研究を続けております。
ここではその中から
みなさまにとって有用と思われる
素材情報の一部をご紹介します。

今回はナットウキナーゼの様々な
健康効果についての素材情報のご紹介です。
近年さらに注目されている
”血液さらさら”効果についてご説明します。

1,200万人が血流・血管に関わるお悩みをかかえています

不規則な生活が続くと、動脈が硬化する事により血管の内側の壁がもろくなり、プラークと呼ばれる脂肪のかたまりで血管の内側が狭くなることで血流が低下し、また血液もドロドロになってしまうと言われています。

出典:厚生労働省「患者調査」平成29年

ドロドロ血液に注意!

ドロドロ血液(赤血球の柔軟性がなくなったり、白血球がくっつきやすくなったり、血小板が固まりやすくなっている状態)は、生活習慣病にも結び付きます。

”ドロドロ血液”を引き起す要因とは?

【ドロドロ血液を引き起す要因】メタボリックシンドローム、長時間同じ姿勢、運動不足、運動不足、水分不足、寒暖差

不規則な生活習慣や、偏った食生活や運動不足などによって血流が悪くなると、高齢者に限らず若年層でも血液成分のバランスが崩れ、コレステロールや中性脂肪値の多いドロドロ血液が増えると言われています。
ドロドロ血液は寒暖の差が大きいとその発症率が上がります。またメタボリックシンドロームやストレスや水分不足も大きく影響しますので、健康なうちから、食事のバランスや運動習慣に気を付けましょう。

血液をさらさらにする素材

ナットウキナーゼ(納豆)、アリシン(にんにく)、ケルセチン(玉ねぎ)、ビタミンC(赤ピーマン、キウイ)、ビタミンE(ピーナッツ、アーモンド)、リコピン(トマト)、EPA(青魚)

血液をさらさらにする素材には下記のような事が知られています。

  • ● 納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」は血液の凝固に関わるフィブリンを溶かし、血流を改善する
  • ● 玉ねぎに含まれる「ケルセチン」、ニンニクに含まれる「アリシン」は血液が固まるのを抑制する
  • ● トマトに含まれる「リコピン」、野菜に含まれる「ビタミンC」、ナッツ類に含まれる「ビタミンE」は血液内のLDLコレステロールの酸化を防ぐ
  • ● 青魚に含まれる「EPA」は血液中の中性脂肪を減らす
小林製薬は特にナットウキナーゼに注目して研究しました

とくに血液さらさら効果でナットウキナーゼが注目される理由

ナットウキナーゼは納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素です。
納豆は、煮大豆を納豆菌が発酵させることでできる食品ですが、この発酵過程でナットウキナーゼをはじめとする多様な栄養素が生成されます。

大豆由来の機能成分:【大豆】ビタミンE / イソフラボン / レシチン / タンパク質 / カルシウム、納豆菌が作り出す機能成分:【納豆菌】ナットウキナーゼ / ポリグルタミン酸 / ジビコリン酸 / ビタミンK2 / ポリアミン

ナットウキナーゼは血液の凝固に関わるフィブリンに作用し、分解することで、ドロドロ血液をサラサラにしてくれることがわかりました。

ナットウキナーゼ4つの働き

(1)血液凝固にかかわるフィブリンを溶かす、(2)フィブリン溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる、(3)フィブリン溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する、(4)フィブリン溶解阻害物質であるPAI-1の産出を阻害する
ナットウキナーゼの持つ
様々な作用によって、
ドロドロ血液をさらさら
してくれる事がわかりました
血流(末梢)の変化

【試験デザイン】
ランダム化プラセボ対照
二重盲検クロスオーバー比較試験

【被験者】
健康な30第以上50第未満の男女(n=15)

【試験食】
ナットウキナーゼ活2000FUを含むカプセルを単回摂取

左右中指における血流変化率 平均値±標準誤差
*:プラセボ食品摂取群と比較して有意差あり(p<0.05)
出典:薬理と治療 46(10) 1739-48,2018 データを元に改変
機能性関与成分の作用機序の説明に採用した論文が1報であったため、その論文の結果を提示しています

臨床試験でも、
ナットウキナーゼ摂取により
末梢の血流を改善する機能
報告されています

健康的な食習慣+ナットウキナーゼを摂取する事により、血流の改善が期待できます。生活習慣病対策の参考にしてみてください。

血液をさらさらにするナットウキナーゼおすすめの摂取量とは?

納豆1パック50gには平均1,500FUのナットウキナーゼが含まれています。
なお、日本ナットウキナーゼ協会が推奨するナットウキナーゼ摂取量は1日2,000FUと言われていますので、1日1.5パック程度を摂取するのがオススメです。

事実 ナットウキナーゼは夕食後や就寝前に摂取するのが効果的

起床後、交感神経が優位になる事による血圧上昇や心拍数の増加によって、血液がドロドロになりやすいのは早朝~午前中であると言われています。ナットウキナーゼは摂取12時間後に血中濃度がピークになるため、夕食後や就寝前に摂取するのが最も効果的であると言えます。

免疫指標(NK細胞の活性)の改善

ナットウキナーゼによる細胞活性の変化率

出典:Y.Kurosawa et al., 薬理と治療、47 巻9 号
Page.1463-1469(2019)

試験概要
【対象】
健常な日本人男性
【試験デザイン】
プラセボ対照ランダム化二重盲検クロスオーバー比較試験

【方法】
被験者10 名は無作為にアクティブもしくはプラセボを単回摂取し、摂取6 時間後に採血した。2 週間以上のウォッシュアウト期間後、1 回目の試験食と異なる試験食を用いて2 回目の試行を行った。
【試験食】
日本生物. 科学研究所の納豆菌由来ナットウキナーゼ配合カプセル7.95mg(4000FU)/day
【結果】
NK 細胞活性において、食品種別(プラセボとアクティブ)および時間(摂取前および摂取6 時間後)の交互作用を認めた(p=0.013 )。
また摂取6 時間後のNK 細胞活性の変化率は、プラセボとアクティブの間に有意差を認め、アクティブ群において増加率が有意に高かった(p=0.013 )。

ナットウキナーゼを摂取する事で、免疫指標に関わるナチュラルキラー細胞の活性値の改善が見られました。
小林製薬 池田研究員

小林製薬 池田研究員

ナットウキナーゼを摂取する事で血流改善する事がわかりました。健康的な食習慣とあわせて摂取する事で、生活習慣病の予防に期待できると言われています。

「現代人の幅広いお悩み」に役立つこの情報が、ぜひ明日の活力と健やかな日々のために知って頂きたい情報と考え、ご紹介させて頂きました。

今後も、私たち小林製薬はみなさまのくらしに快を提供する健康情報を発信していけるよう努力を続けてまいります。